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都城・曽於

音楽雑感「パラダイス・カフェ」 2014.10月 「アルゼンチン・タンゴ」と悪魔が発明した楽器「バンドネオン」

2011年4月から「SO-す」という鹿児島県曽於市の地域情報誌に、

現在も継続して不定期でコラムを書かせていただいております。

曽於市界隈の南日本新聞の販売所4箇所が合同で出されています。

以前書いた分を、このブログに転載しております。

 

「アルゼンチン・タンゴ」と悪魔が発明した楽器「バンドネオン」

南米アルゼンチンは、先般ワールドカップが開催された隣国ブラジルと違って、人種構成比率で黒人がかなり少ないそうです。
イタリア、スペイン等のヨーロッパからの移民が多く、国家としての歴史は200年ほどしかありません。
祖先の地は遠く、大戦後経済的にもそれほど恵まれていないこの国のアイデンティティとして、アルゼンチン・タンゴは、民衆に深く愛されています。
日本で社交ダンスと言えば、ヨーロッパで広まったコンチネンタル・タンゴが多いそうですが、踊りのイメージは結構違うように思います。
そして、両方のタンゴで使われる音楽はかなり違います。コンチネンタルに関しては、管弦楽編成のムード音楽的な舞踏音楽が主流。
アルゼンチン・タンゴは、歌が入った曲も有りますし、何よりも印象的なのは、タンゴを演奏するバンドで使われている「バンドネオン」と言う楽器です。このバンドネオン、一度聞くと忘れられない哀愁を感じる音を奏でる楽器なんです。音を聴いただけで、心が震えます。
ドイツのとある街でハインリッヒ・バンドと言う人が作り始めた楽器らしいです。このバンドさんが、悪魔の様な人だったから「悪魔が発明した楽器」と言われてる訳ではありません。とっても弾くのが困難な楽器なんです。一見アコーディオンみたいなんです。アコーディオンと同じく手で真ん中の蛇腹状の部分を両側から引っ張って空気を送り込みます。そして両側のボタンを押して音を出します。このボタンの音階(ドレミ)の配列が全く順番になってなくてバラバラなんです。しかも右と左で配列が全く違うんです。
極めつけは、蛇腹部分を広げる時と閉じるときで、同じボタンを押してるのに、違う音階になってしまうんです。
この複雑さ困難さ故に「悪魔が発明した楽器」と言われているそうです。
私の担当楽器ドラムは、音階も無く、叩けば音が出るという単純明快で原始的で、ほんまに、よかった、よかった?

 

 

  • 2018.09.14 Friday
  • 09:54

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